TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2016.01.20 UP
「風の歌が聴こえる。富士山を目の前に、レモンの甘い香りがする。」
雪が舞い降りた翌日。
風は強く、海は荒れています。

寒いなぁ、みんな散歩いけるかなぁ。
なんて僕の心配は露知らず。

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「今日もふしぎを探しに歩きにいくー!」
と言っている1年生のT君は半ズボンです。

3年生のT君はパーカー1枚で上着を着ない! なんだこのやせ我慢感は!
でも、なんか、かっこいいぞ! 俺もダウンなんか脱いでやる! でも、やめとこ。
年齢を重ねると、無理をすると、すぐに身体にガタがくる。。。 悔しいながらも、健康第一です。
心だけでも、みんなに負けんぞ!と出発です。 今日は、先生の友達も散歩に参加です。
森の力で心身の健康を増進させる「森林セラピスト」として、 全国から引っぱりだこの、なぎさ先生。
さむーい道を歩いている最中、半ズボンのT君が、 「僕の手温かいよ。」
と、なぎさ先生の手を握っている姿にうるると感動。 おい、男の俺にもしてくれよ!!
なんて嫉妬をしながら、肩を組みながら、森の奥へと歩を進めます。

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高台から夕陽と富士山を真正面に見ながら、 「気持ちが大きくなる丘」 という名前をつけ、
「夕陽見ると俺切なくなるなぁ、Tさぁ、切なくならん?」 の質問に、
「切なくなるのは先生が悲しみを知っているから」
なんて言うもんだから、僕は寅さんのオープニングを歌いだします。 生徒たちはきょとんとしてます。

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そんな矢先、 なぎさ先生が、
一つの葉っぱを持ってきて、くしゃくしゃっと手の中で潰しました。
すると、ほわーん、とレモンの香りが、澄んだ空気中に膨らみます。

うわぁ、またもや、切ないなぁ。


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レモンの葉っぱって、レモンの匂いがするんですね! ってみんなで感動して、
野草の三つ葉をみんなで食べて、 「好きだよむしゃむしゃ」 「うわ、大人の味」
と舌と口と鼻で感じ、道は続きます。
風がごうごうびゅんびゅんと鳴る気のトンネルを抜けると、
ある子は、植物の芯を拾い、 空き家の壁に文字を書き始めました。
「好きな子の名前、書こうよ。」 って言ってみたら、
いつも喧嘩ばかりしている弟の名前を書いたりするもんだから、
また僕は寅さんのオープニングを歌います。

その照れた背中、いいぞ、いいぞ。

道を歩もう。こころをひらこう。
歌をうたいながら。

ぱぁーぱぱぱぱらぱぱぁー
ぱーぱーぱぁーぱーぁぱぱぱらぱぱーん(寅さんのオープニング)

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