TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2016.02.01 UP
TIDEPOOL「かたち」四角のかたち
今日のかたちクラスは「四角のかたち」の勉強をしました。



今回の狙いは、自分たちで立方体を作ることによって、かたちの構造を体感してほしいと思いました。
材料は竹ひご、テープやグルーガンなど粘着剤です。
どうすれば立方体が作れるか頭を使って考えます。


まず竹ひごが何本あれば立方体ができるか、見本をみて数を数えます。
123・・・10本?いや違うな・・・。
すると3年生の男の子が底面に4本、柱が4本、天井が4本だから4x3=12本という答えにたどり着きました。
ただ数えるだけではなく頭で分解して考えます。



話し合いの結果1年生ペアで共同制作、3年生男の子で個人製作することにしました。
1年生ペアは少し大きい立方体に挑戦です。
12本必要だけど竹ひごの数が足りませんので、半分に折って使うことにします。12÷2=6本必要ですね。



二人で協力して作業を進めます。
グルーガンの使用もお互い交互に使ったり、どう進めればいいか二人で話し合いながら行います。



こちらは個人製作中、既に出来上がった立方体にプラス屋根などをつけてからくり屋敷にします。



ペアでの作品はこちら、制作を進める中で子供ひとり入れる秘密基地 になりました。
赤いテープは紐の目印で、たすき掛けして立方体のバランスをとっています。
このアイデアは子供たちから自発的にでてきたので驚きました。構造と強度の関係をしっかり理解していると感じました。

一年生には少し難しかったのか、二人で丁寧にやっていたので立方体ができたところで時間が来てしまいましたが、
次やるときはここからさらに発展していきたいですね。

今日は立体の構造的な部分に着目して制作をしました。これからの制作にも応用したり、物の見方も少し構造を意識して観察などできるようになると良いと思います。

ありがとうございました。


白井翔平
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