TIDE POOL 葉山の公式ブログ

2018.11.13 UP
こんにちは、かゆ先生代講の大西宏美です。
今日はあいにくの雨なので室内で過ごしました。
みんなで「線」ってなんだろう?と考えてみました。



まっすぐなやつ!と、ジェスチャー付きで説明してくれる姿も。
線というと直線のイメージなのでしょうか。
他にもいろんな意見がでました。
みんなそれぞれに「線」のこと考えてくれた様子。





ギリシャの数学者ユークリッドの定義によりますと、
〈線とは幅のない長さである〉とのこと。
あ!わかった〜との声。
ほんとに!?わかったの!?すごい!!

具体的に手元にあったペットボトルを例にとって
この形は「線」で表せるよね?
とシルエットを鉛筆で描いてみると、、、
この部分は線じゃなくて、ここからは線!
っていう意見。
ふむふむ、面白いなあ〜。

私からの「線」についての意見を言いますと、
線は何かの形を説明するときに使うもの。かな?
では、
ここからは、そうじゃない線を描いてみませんか?
と提案しました。
あ!わかった、自分だけの線を描くんだね!
っていう鋭いご意見あり。
何も説明しない線、線のための線、じぶんの線。
もちろん、なにかの形を描きたくなってもOK。





肩慣らしに、
コピー用紙にじぶんの線を鉛筆で連続で描いてみて、
みんなのを見せ合いしてみて、
なるほど、みんなそれぞれ違うね〜と話合いました。
線の重なりがその人らしさを出すのかな?

そのイメージを持って、
和紙に絵の具で線を描いてみました。割り箸でじっくりと。
いろんな線が誕生しました。
薄めた絵の具でカラフルに染めてみたら、
じぶんの線が浮き上がって見えるから不思議。



練習で描いた線画と和紙の作品を上下に並べて展示。
ほほ〜、うんうん、2つは似てます。
試しに、練習の線画だけを隣のと入れ替えてみて眺めると、
なんか違う人みたい。

やはり、
じぶんの線はじぶんしか描けないのかもしれませんね。<

6人の線、それぞれとっても面白くて好きでした。
ありがとうございました。

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