TIDE POOL 葉山の公式ブログ

奪い合うと足りない、分け合えば余る
今月は「生活と海」をテーマに行います。
本来であれば、2月に行う予定でしたが、社会情勢的に3月に行う事となりました。

命を頂くこと 「いただきます」という言葉で表したいですね。

私もいつもご飯を頂くときもそうですが、手を合わせて「今日もありがとうございます。」と心の中で伝える様にしています。
自然の恵みの恩恵を我々人間はどのくらい受けているのだろうか、僕は星山に今丸4年整備に関わり、
その中で自然が成長するスピードと人間界の経済の効率化のスピードに大きなギャップがあります。
先日、星山ではヒラタケの菌を原木に打つ作業をしました。
その時にもスーパーで売っている、シメジ、マイタケ、エノキなど手ごろな値段で手に入る事にも改めて感動しました。
今回、打ったキノコの菌もすぐにはできませんし、時間がかかります。

海の中もまたちがった意味で人間の手を入れずとも、食材として育っていく環境があります。
今回のタコに関しても、磯焼けの影響を受けて、タコが少なくなっているとの事でした。
タコが少ない背景も子どもたちには伝え、そして数が少なくて、欲しい人が増えると、
価格も上昇するという事を伝えました。(この話は経済のお話し)
毎年であれば、5~6パイは用意していましたが、今年は2ハイしか用意できなかったことも伝え、
少ないタコですが、タイトルの通り、「奪い合うと足りない、分け合えば余る」
シェアの気持ちを大切にしたいものです。

今村直樹
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