こんにちは。木村真理子です。
今日は先週から始まった五感シリーズの第2弾、触覚です。
世界最古に絵が土で描かれていたように、今日は古代人に還って自分の手指で感触を味わいながら自然素材の木板に描く提案をしました。
「やらな～い」「面白そうならやる～」
そう呟いていた人たちも気づくと手が動き始めました。
古代の血でしょうか。
まずは4人が共同制作を始めました。
庭にある素材の違う土や砂を見つけてはジェッソやボンドで定着させていきます。
「これどう？」「いいね～！」
お互いの肯定感が強めにありながら盛り上がっています。
１人ずつ黙々と向き合う人も。
庭のあちこちから様々な砂や土、小石を採集しながら作品に取り込まれていきます。
土や砂に粘土やジェッソを混ぜていつもの粘土とは異なる感触に気づいた1人が
「きもち～～～！」
その声で粘土づくりが流行り始めました。
最後の2人は壁に向かって最後の追い込み制作しました。
「クッキーみたいで食べたくなっちゃった」
「コンクリにもみえてきた」
「これは3枚の合作の岩場付近。海、砂浜のあとに続くんだよ」
最初に興味を示さなかった人も自然素材の魅力に惹かれ
「触わりたくない」と道具を使っていた人も気づくと手は土まみれ。
改めて自然の魅力に気づかされたのでした。
ありがとうございます。
